報恩講
法話の講師は、元大谷大学学長 木村宣彰先生。
住職の同門で横超慧日先生の兄弟弟子。
横超先生から「親にはなれても兄にはなれない。」と言われた10年先輩(住職)の講師依頼は断れなかったようで、遠路お越しいただきました。
鈴木大拙先生のお話を中心に、『「と」の関係から「の」の関係へ、「感情・知性の世界」と「霊性の世界」、親鸞は「存知の世界」と「信知の世界」と言っていたが、存知を超えた信知の世界が、霊性の世界が感情・知性の世界を支えている。損得だけではない。時には、それを超えたところに思いを寄せることも必要、それが報恩講=「知恩報徳の御仏事」でもある。』というようなお話でした。
21世紀は「宗教の時代」と言う方もいます。
時には、日常を超えた非日常的な時間も必要かもしれません。
法話の2時間はとても貴重な時間でした。
さてさて、明日から現実の世界、「感情・知性の世界」、「存知の世界」に戻ります。
4年ぶりに雲南市議会議員に戻ります。
明日から4年間が任期となります。
今日の法話でも「一歩一歩、一段一段」ということがありましたが、地に足を付け一歩一歩進んでいこうと思います。