産業教育プロジェクト&コウノトリ
2月も最終日となりました。
厳しい寒さが続きましたが、ここのところ「春」を感じる日がやっときました。
先週末からの出来事から・・・。
先週末に、孫と一緒に「産業教育プロジェクト」プレイベントに参加しました。
このプロジェクトは、かつて日登中学校で加藤歓一郎先生から産業教育を受けられた地元の社長さんが、市内外の方々とともに、「産業教育」の実践をめざして進められるものです。
今年の4月から本格的にスタートしますが、そのプレイベントとして開催されました。
まずは、スライドでプロジェクトの説明がありました。
さまざまな自然現象、農作業や活動を実際に行い、そこから生ずる疑問や課題などを見つけ出し、勉強ながら解決していくものです。
実際に自分自身の行動からの課題を見つけ出し、勉強しながら解決していくことは、自分自信の力になると思います。
早速、実験の開始、
なぜ光るか?という課題が出されました。
孫は、家に帰ってからもあれやこれやと考えていました。
素晴らしいプロジェクトです。
ただ、本格稼働後は、夜の時間帯での活動が主となるため、現在の我が家の家庭環境では送迎の面でなかなか難しい状況です。残念!
今回は、コウノトリがテーマ。
兵庫県立コウノトリの郷公園の獣医師、松本令以氏を講師に、「コウノトリの野生復帰~全国へ、そして世界へ~」を演題にご講演いただきました。
コウノトリの生態などを獣医師の視点も含めわかり易くお話いただきました。
コウノトリについて殆どと言っていいほど知らない私にとっては、勉強になりました。
そして、松本氏は小道具も駆使して説明をしてくださいました。
こては、コウノトリのぬいぐるみ、実際にコウノトリの体重4~5kgを体感するために参加者に回していただきました。なかなかの重量感です。
これは、コウノトリの卵です。本物です。
ただし、孵化しなかった卵の中を取ったものです。鶏卵より大きい卵です。
これは、コウノトリの足にはめられる足環です。これも本物です。
思ってより軽いものでした。
最終ゴールは「コウノトリと共生する持続可能な地域社会の実現」、そして究極的には「コウノトリが普通種になること」をめざしての活動が続きます。
また、雲南市はIPPM=OWSというところに加わり、いろいろと指導を受けながらコウノトリの取り組みが進められます。
雲南市でも、今年も巣作りが始まったようです。
マナーを守り、静かにコウノトリを見守り、またヒナの誕生、そして、雲南市の空に新しいコウノトリが飛びまわることを心待ちにしましょう!